【Discogs】アーティストの別名義登録について
Discogsでアーティストの別名義を登録したい時があると思いますが、その方法についてメモします。
大きく分けて、[エイリアス]と[バリエーション]と呼ばれる二つの方法があります。
サンプルとして使いやすいので、RhymesterのMummy-D氏のDiscogsページを使用します。
エイリアス
エイリアス…別名
[Mummy-D]という名義は主にMC/Rapper時に使用されるメインとなる名義です。
それとは別に氏はProducerとして[Mr.Drunk]という名義も持っています。
さらに作詞の時等は本名の[Daisuke Sakama]という名義も使います。
このように、同一人物ですが全く違う名前を持っているアーティストにはエイリアスを設定します。
設定方法としては、別名義のアーティスト名をエイリアス欄に記入するだけ。 設定が終わると、エイリアス欄にで別名義のリンクが作成され、クリックするとその別名義のページに飛びます。
因みに、別名義でのアーティストページが存在しない場合は、記入してもエラーになります。
バリエーション
氏のバリエーションの項目を見てみてください。 同じような、しかし微妙に異なる名義がいくつも並んでいるのが分かりますか?
氏は客演も沢山あるのですが、曲によってはグループ名を表記していたりすることもあるので、本来の[Mummy-D]とは少し違う表記が沢山あったりします。
例えば[Mummy-D From Rhymester]みたいなやつです。
他にもよくあるのが、カタカナ表記のアーティストがローマ字表記だったりとか、そういった別名義まではいかないけど表記がちょっと違うというのがバリエーションになります。
設定方法のサンプルとして、[Mummy-D From Rhymester]でリリースしている作品を使用します。 因みにバリエーション設定されている名義は表記の後ろに*が付きます。
これは作品の編集画面ですが、Mummy-D氏の項目を見てください。 アーティスト名の箇所には[Mummy-D]と書いてあります。
その横に[ANV入力欄]と呼ばれる項目があるのですが、そこに[Mummy-D From Rhymester]と記載されています。
この[ANV入力欄]に記入した値がそのアーティストの名義バリエーションになります。
極端な話、ここで田中太郎とか書いてもそのアーティストのバリエーションになってしまいます。 (Discogsのマナーに反するのでやったら駄目ですよ)
まとめ
全部バリエーションにしたらいいんじゃない?という風に思う方もいらっしゃると思うのですが、名義が違いすぎるものはエイリアスとして登録するのがDiscogsの基本理念ぽいです。(一回それで指摘ありました)
なので下記の様な考え方で進めていけばいいかなと思います。
エイリアス:別のアーティスト バリエーション:表記違い
Discogsは翻訳があまり進んでないので分かりにくい箇所が多々あるのですが、今回の記事で少しでもDiscogsの理解が深まればと思います。